酵素の話

酵素(エンザイム)とは、食べ物の消化・吸収や、細胞の再生・修復・解毒など、体の中でおこる様々な反応を早めるたんぱく質です。

酵素がなければ、人間も動物も一秒たりとも生きていけないほど、人間にとっては必要不可欠なものです。最近では第9の栄養素と位置付けられている、身体にとって非常に大切な存在です。

人間の体には潜在酵素と呼ばれるものがあり、また一生でつくられる量も遺伝子的に決まっています。人間がもともと持つ潜在酵素には代謝酵素と消化酵素があり、代謝酵素は免疫・代謝・排出など、生命活動を行うために働く酵素、消化酵素は食べ物の吸収・消化を促すための酵素です。酵素のなかで、消化酵素だけが外部から取り入れることが可能であり、体外酵素のサポートを受けられます。

代謝酵素と消化酵素は、両方合わせて一定量のため、片方をたくさん使えば、もう一方の使える量は減り、片方があまり使われていないと、もう一方はたくさん使える仕組みです。暴飲暴食をしたり、消化に時間のかかるものをたくさん食べると、大量の消化酵素を使わなければならず、代謝酵素があまり使えなくなり、排出・免疫・代謝の働きが悪くなってきます。人間や動物が風邪や病気で食欲がなくなるのは、消化酵素の使用を抑えることで、代謝酵素を活発に動けるようになり、免疫力をアップさせるからなのです。

また、酵素は40歳を境に急激に減少するといわれています。40歳前後から、若い時と同じような食生活をしていると、太りやすくなったり、身体が疲れやすくなる理由のひとつが、酵素の減少にあるのです。ならば、可能な限り外部から消化酵素を取り入れ、代謝酵素をたくさん使えるような状態にしておくことが、身体の免疫・排出・代謝維持に有効です。

外部から取り入れることのできる体外酵素には、食物酵素と腸内細菌の酵素があります。食物酵素は、生の野菜・果物・生魚・生肉、発酵食品などから、多く摂取できます。食事の際、意識的にこれらを先に摂ると、消化酵素を助ける働きをしてくれます。

同様に、ボナデアの酵素風呂や酵素ドリンクにも、腸内の善玉菌を元気にしたり、腸内細菌の酵素を活性化してくれる働きがあります。

体外酵素をたくさん身体に取り入れて、代謝酵素を活性化させ、免疫力・排出力・細胞の再生力を高め、健康で美しく、楽しく過ごせる身体を作りましょう。

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